昭和中期の女性自身(雑誌)
昨日(5月10日)ちょっと押し入れの中整理しよう、から始まった掃除はさながら年末大掃除のような大掛かりなモノにまで発展してしまった。
今住んでいる団地は私が生まれる前から親達が住んでいたモノで、(今、親は引っ越している)結構押し入れに要らぬモノがたくさん眠ってたりして、こっちにダッディと移り住んだ当初はモノの処分に追われてばかりいました。
そして「あれ、あそこにも何だか汚いスケート靴があるよ!」と最近発見し、ダッディはそれ見てしきりに「これ、きれいにしたら使えないかなぁ〜」だって!いっくらビンテージ気取ったってきっと今のスケート靴の方がはき心地いいに決まってるし、そもそも元道産子ダッディはスキー派でスケート経験は殆ど無いに等しいらしい。(私も今まで5〜6回程度。小学生の頃がピーク)
そのスケート靴を処分する事が目的だったのに、その奥に何やらダンボールが出て来た。
見てみたら「東京オリンピック」系の雑誌やら新聞やら。さらには戦争関連のモノまで出て来た。
その中で私が目を光らせたのがこの雑誌。左の一冊は実は前に古本屋さんで購入したモノ。
表紙デザインに一目惚れして、今はビニールかけて部屋に飾ってたりする。昭和34年6月に発行されたモノ。
そして右の方がウチの押し入れから出て来た昭和39年10月に発行されたモノ。すっごく状態がいい!
内容は34年の方はトップにエリザベス・テーラーの4度目の結婚式を取り上げている。まだまだスマートできれいな頃。
それから有馬稲子のゴルフスタイルだの、皇室関連(プリンセスファッションとか)のネタとかあって、中の記事は女性の身体(健康、美容)の事、まだまだ社会が女性を受け入れにくい時代ならではの記事もあったりするんだけど、他パーティーでの過ごし方とか、ちょっとこの当時にしては庶民女性向け、って感じがしないような気がするんだけどどうだったんだろう?。
内容的には39年の方がとっても興味深かった。トップは今の天皇の弟にあたる常陸宮さまの結婚。私の世代だと秋篠宮さまの結婚を思い出した。
あとビックリだったのが「街のエチケット再点検!」で町中のちょっとマナーが守れていない女性の写真を載せて細かに指摘している!これって絶対本人には無許可で撮ってるんじゃないのかな?
モラル意識の違いにただただビックリです。立ち話しながら靴を履き直す(石でも入っていたのだろうか…?)。1つの公衆電話で2人立つ事。車に頭から入る(本来は腰から先に乗り込むのがマナーらしい)。バッグを歩きながら開ける(必ず立ち止まって、らしい)。…などなど。どれを見ても面白い!
この指摘された方が今の時代に突然タイムスリップしてきたらきっと息が止まっちゃうのでは?
でも内容もさることながら要注目はやっぱり広告。一部を↓にちょっとお見せしますね。
ミシンはさすがに電動モノみたいで、ジグザグ縫いなども出来るのが「新発売!」とうたってます。
私が気になったのは「月500円払い」の文字。このミシン一体いくらなんだろう…?編み機の広告もあってそれにも「月掛500円制度」なる文字が。当時は500円分割払いがポピュラーだったみたい。
それにしても月500円をどれくらい払い続けるんだろう?因みにこの雑誌は60円。
他にも「スッキリやせて健康に!」そんな広告もあって、やっぱりいつの時代も悩みは一緒ね〜、なんて思いました。しかもよく見てみると「まず10キロやせましょう」だって!おいおい、簡単に10キロってやせられるモノ?それにそもそも一体何キロスタートなんだ?
昭和好きの私にはこの雑誌、バイブル的存在(オーバー?)の本になりました。(2004.5)